株式会社TENGAは26日、「TENGAロケットプロジェクト」記者会見を開催。同社の松本光一社長、宇宙ベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」(IST)の稲川貴大社長、そしてISTのファインダー(創設者)を務める堀江貴文氏が出席し、今夏の「TENGAロケット」打ち上げを目指すことを明かした。

「TENGAロケットプロジェクト」はTENGAとISTがコラボし、3つのミッションに挑戦する。

まずひとつめが、支援者の寄せ書きを宇宙に運ぶこと。

松本社長は「これまでタブーにされがちな性をポジティブなものにしようとTENGAを開発してきた」とTENGAの開発経緯を説明。そして「国のちがい、人種のちがいもあらゆる壁を越えて、愛と自由を届けるために」支援者から集めたメッセージを載せて「宇宙から愛と自由を叫ぶ」と宣言した。

そしてふたつめが、宇宙空間で「TENGAロボ」を放出して回収すること。

堀江氏はその挑戦に「今後、例えば100〜200kmの空間を観測したり実験をやって回収して解析するような科学ミッションに使えるので、非常に大きな意味を持っている」と説明。ISTの5号機では紙飛行機で実験を試みたが、ロケット自体が宇宙に到達できなかった。「新規の開発も多くて、改めて責任重大だなと。確実性をなんとか担保して、成功できれば」と意気込みを明かした。

最後は、宇宙空間でのTENGAの状態変化を計測すること。

松本社長いわく、この計測は「『宇宙用TENGA』の第一歩」。松本社長は「いつかTENGAが宇宙で使ってもらいたい、NASAに採用してほしい。創業以来ずっとその夢を持ち続けている」と念願の夢であることを説明。そして「できるかどうかは、まだやったことがない。わからない」と前置きをしつつも、「できるかどうかは、まだやったことがない。でも宇宙に対しても本気でぶつかっていくと探り探りではあるけど、できるんじゃないか」と語った。

まるで接点もなさそうな宇宙とTENGA。ふたつがコラボすることになったのは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳だったそう。過去にふたりが「田村淳の訊きたい放題」(TOKYO MX)に出演したことがきっかけだ。

そしてこの日、実は田村も会見の場に。自身のユーチューブチャンネル「ロンブーチャンネル」の収録で出席していた田村は、記者として質問。

田村が「意見の相違で”ケンカ寸前”のムードだったふたりがなぜコラボしたか」と聞くと、堀江氏は意外そうな顔で「全然覚えていない」とひと言。一方、松本社長は「打ち合わせのとき、ほぼITの話ばかりするから合わないかなと思ったが、モノづくりへのこだわりや熱を感じた」と説明。

それでも堀江氏は「なんかでも、そのとき前立腺マッサージの話しかしなかった……」と告白し、松本社長も「真面目な話しようとしても前立腺の話に持っていかれた」と苦笑していた。しかし、改めて堀江氏は「TENGAさんも真摯にモノづくりをしている会社。それは製品製品のラインナップみていたら分かること。めちゃくちゃこだわてる。実際、社員たちもモチベーション高く、このプロジェクトに取り組んでいるので、当日楽しみにしてます」とTENGAに尊敬の念を示した。「TENGAロケット」は今夏に打ち上げ予定。また1月27日(水)から阪急メンズ東京にて、展示会「TENGA ROCKET STORE」が開催。2月1日(月)からはクラウドファンディング”TENGAロケットを一緒に宇宙へ飛ばそう!「TENGA 宇宙隊員」募集!”が開始する。

取材・文/鯨井隆正

【写真】TENGAロボに興味津々の堀江氏