「Microsoft Teams」(以下、Teams)は、マイクロソフトが開発、提供するコミュニケーションツールで、Zoomなどと同様にビデオ会議もできる。

「ビデオ会議ならZoomでいいじゃないの?」
そう思っている人もいるかもしれない。

しかし筆者のようにフリーランスで仕事をしていると、
ビデオ会議のツールを相手から指定されることが多い。

指定されるツールは、ZoomやGoogle Meetとは限らないのだ。
そのため、どんなツールでも使えるようにしておかなければならない。

つい先週も、Teams指定でのビデオ会議があった。
幸い筆者は「Teams超入門」のようなムックを編集した経験があるため、一通りの使い方はマスターしていた。

●Teamsで指定された会議に参加する
Teamsでは、ビデオ会議のほかにメンバー内でのコミュニケーションや個別チャットなども可能だ。

今回はビデオ会議のみに絞って紹介する。
このことは、あらかじめご承知おきいただきたい。
さらに、ビデオ会議も社内や部内ではなく、「社外とのやり取り」について説明したい。

社外の相手からTeamsでビデオ会議依頼があった場合、Zoomなどと同様にアクセスするURLが提示されるはずだ。

参加する側の準備としては、まずマイクロソフトアカウントの取得が必要だ。
といってもWindows PCやOffice 365などを使っている人は、すでに取得済みという人も多いはずだ。

次にアプリをインストールしよう。
Webだけでも使えないことはないが、アプリがあった方がなにかと便利だからだ。
アプリには無料版と有料版があるが、ビデオ通話するだけなら無料版でも問題ない。

ここまでできればビデオ会議に参加する準備は完了だ。
ビデオ会議に参加するために、相手から送られてきたURLをクリックしよう。
すると、「Microsoft Teamsを開きますか?」と聞かれるので、
「Microsoft Teamsを開く」をクリックすれば、アプリでTeamsが開く。
この後、カメラや音声のオンオフを設定して「今すぐ参加」を押せばよい。
スタンバイ状態になり、相手が許可すると会議が始まる。
Zoomなどと手順は同じなので、ZoomやGoogle Meetなどでビデオ会議に参加したことがある人であれば、戸惑わずに参加できるだろう。

カメラや音声のオンオフを指定し、名前を入力して「今すぐ参加」をクリック

●自分からTeamsのビデオ会議を始める
起動したアプリの左のメニューから「会議」を選び、「今すぐ会議」をクリックする。
すると設定画面が表示されるので、ここでビデオやオーディオを設定して「今すぐ参加」をクリックする。

これで「一人会議」状態となるので、ここで会議のリンクをコピーするなどして相手にURLを伝えて他者が参加すればビデオ会議を始めることができる。

自分から会議を始めてみよう

会議を始める前にカメラやオーディオの設定をする

会議のリンクをコピーして相手に送り、参加してもらえば会議が開始できる

●Teamsでヘッドセットを利用する
筆者は、今後Teamsでの会議が増えそうだったので、ヘッドセットを新たに購入した。
マイクロソフト推奨のヘッドセットがあるので、とりあえず安価なモデルを入手して、早速、親しい人とお試し会議をしてみた。

驚いたのは、安価なヘッドセットなのに、その性能の良さだった。
以前は2,000円程度の片耳タイプのヘッドセットを購入して使っていたのだが、どうもしっくりこなかった。

マイクロソフト推奨ヘッドセットで驚いたのは、相手の声のクリアさ。
雑音がほぼなく、相手のそのままの声がものすごくクリアに聞こえるのだ。
クリアに聞こえるため、ボリュームを必要以上の上げなくても聞こえるので、使用中でも自宅インターホンの音ぐらいなら聞こえるのは非常に助かる。

そして耳のフィット感も非常にいいこと。
これなら長時間の会議でも耳が痛くなったりすることはなさそうだ。

操作面でも手元にスイッチがあり、ボリュームの上下やマイクのミュート操作ができる。
接続はUSB-Aタイプ。

Jabra EVOLVE 20(Amazonで5,280円)

5,000円程度でこれだけ高性能なヘッドセットが手に入るなら、コストパフォーマンスは抜群だ。ビデオ会議が多い人はぜひ検討するといいだろう。

●背景を隠したり顔にフィルターをかけたりできる
テレワークでのビデオ会議で誰もが求める機能とはなにか?

それは、雑然とした部屋を相手に見せないバーチャル背景だろう。
また、「メイクをしなくてもビデオ会議に参加できる」フィルターまたはエフェクト機能も、女性にとっては非常に欲しい機能だ。

バーチャル背景は、Teamsにも用意されている。
Zoomではオーロラや海岸のような外の景色が多いのに対し、業務使いが多いTeamsはシンプルな白を基調とした部屋の背景などが用意されており、仕事などでの実用度が高い。

白い部屋のほか、部屋をぼかすことも可能。自分の好きな写真を背景に設定することもできる

そしてエフェクトだが、
Zoomのようなスタジオエフェクト(眉やリップをプラスする機能)ではないが、外部アプリを使うことで同じような効果を得ることができる。
そのアプリが「Snap Camera」だ。
このアプリをインストールすると、Teamsでいろいろなエフェクトが利用可能になる。
数ある効果の中でも特にオススメなのが「Makeup Cool」というエフェクト。
これは現在、リストの中からは選べなくなっているが、Snap Cameraの検索ボックスに以下のURLを直接貼り付けて検索すれば利用できる。
https://www.snapchat.com/unlock/?type=SNAPCODE&uuid=07ef489939d34d2ca453eca8a3c6d393&metadata=01

ほかにも「TeleBeauty」というカテゴリーの中には、資生堂のマキアージュメイクフィルターがある。
こちらはファンデーションだけは自力で施しておき、アイメイクやチーク、リップなどのバリエーションを楽しめるものとなっているようだ。

メイクを楽しむだけでなく、背景を変えたりキャラクターに変身したりもできる

使い方は、以下の通り。
1)まずSnap Cameraを起動して好きなフィルターを選ぶ
2)その後でTeamsを起動して、カメラで「Snap Camera」を選ぶ
先にTeamsを起動するとうまく適用できないのでその点は注意したい。一旦Teamsを起動してからSnap Cameraを起動してしまった場合は、両方終了してから起動し直す。両アプリとも常駐するので、通知領域のアイコンを右クリックして完全に終了してから起動し直そう。

これで、相手からTeamsをツールとして指定されても問題なくビデオ会議ができるだろう。
執筆 内藤由美