アブジャ(CNN)動画投稿サイトのユーチューブで、「同性愛治療」と称する動画を流したナイジェリアのテレビ伝道師、T.B.ジョシュア師のチャンネルが削除された。

ジョシュア師はフェイスブックに投稿した説教の中で「ユーチューブで何が起きたかを閲覧者のコメントから知った」「皆さんにはユーチューブのために祈ってほしい。その逆でなく、友人ととらえてほしい。私たちは強くなければ」と呼び掛けた。

ジョシュア師が率いる教会のユーチューブ・チャンネルには200万人近くの登録者がいた。しかし先週から閉鎖され、閲覧できなくなっている。

英国の政治サイト「オープンデモクラシー」が問題の動画をめぐり、先月8日にユーチューブに問い合わせたという。同サイトのアフリカ担当編集者によると、同性愛の治療と称する動画が少なくとも7本見つかった。

ジョシュア師が同性カップルらを繰り返し平手打ちする場面や、たたかれた若者が同性に魅力を感じなくなったと話す場面が映っていた。

ユーチューブからの13日付の返信は、「ヘイトスピーチ(憎悪表現)」禁止のルールに言及し、違反の指摘を受けてチャンネルを削除したと説明している。

これに対してジョシュア師は先週フェイスブック上で、自分たちこそあらゆるヘイトスピーチに強く反対すると主張。チャンネル復活に向けて、ユーチューブに判断の撤回を求めると表明した。

同師の教会はさらに信者らに向け、SNSを通してユーチューブに抗議しようと呼び掛けた。