―[デジタル四方山話]―

iPhoneには多くの機能が用意されているが、何となく使っているだけではわからないテクニックはたくさんある。今日はそんな中から、あまり知られていない裏技を5つ紹介しよう。OSは最新の iOS14.6、端末はiPhone 12 Proを利用している。

◆着信オフ時のうるさいバイブ音は?

着信音を鳴らせないときは消音モードをオンにすることで、着信時にバイブレーションするようになる。しかし、テーブルの上に置いた状態で振動すれば音が響くし、ポケットに入れておいても静かな会議中だと他の人に振動音が聞こえてしまう。

もし着信時のバイブレーションを切りたいなら「サウンドと触覚」の設定画面で「バイブレーション」の「サイレントスイッチ選択時」をオフにすればいい。

その上で着信があったこと把握したい、と言うのであればLEDを光らせる、という技がある。「アクセシビリティ」の設定から「オーディオ/ビジュアル」を開き、「LEDフラッシュ通知」をオンにする。消音モードにしている時だけ光らせたいなら「消音時に点滅」もオンにしておく。

これで、端末をロックしている時に電話がかかってくると、音も振動もなく、LEDフラッシュが点滅する。強く光るので、カメラを上にして置いておくと目立ちすぎるので注意。裏返しておいても十分光るので、着信を把握できるはずだ。

◆Siriを男性の声に変える

「Hey Siri,」と呼びかけてコマンドを実行させる機能、意外と便利なので活用人も多いだろう。例えば、PCならスケジュールを登録する際、カレンダーアプリを起動して、予定入力画面を開き、件名を入力して時間を指定して登録をクリックする。iPhoneであれば、「Hey Siri,予定を入れて」と言い、日時や件名を話すだけでOK。別の作業をしながらでもサクッと予定を入れられるのが便利だ。

初期設定では女性の声になっているが、気恥ずかしいとか男性の方がいいという人もいるだろう。そんな時は設定を変更しよう。「Siriと検索」の設定画面を開き、「Siriの声」を開こう。以前は男性、女性と表示されていたのだが、最新のiOSでは「声1」「声2」と表示されている。女性の「声2」が選択されているはずなので、「声1」をタップするとダウンロードが始まる。ダウンロードが完了すれば、男性の声に切り替わる。

◆ユーザーの行動履歴を消去する

iPhoneの設定の奥深く、人の行動を丸裸にする驚くべき機能が隠されているのがご存じだろうか。まずは、「設定」から「プライバシー」を開き、「位置情報サービス」をタップ。一覧の一番下にある「システムサービス」をタップし、「利用頻度の高い場所」をタップしてみよう。ロック解除を求められ、認証されると場所の一覧が表示される。この時点で冷や汗が出る人もいるのではないだろうか。

気になる場所をタップすると、地図とさらに詳細な場所や施設名が表示される。さらにタップすると、何月何時の何時から何時何分までそこにいたのか、という情報が記録されているのだ。駅から徒歩で歩いてきたのか、車で向かったのか、などもわかる。

これらは予測交通情報などのパーソナライズされたサービスを提供するために利用されるもので、Appleでさえ読取ることはできない。とは言え、自分がそこにいた事実は抹消しなければならない、というスパイのような生活を送っている人なら、都合の悪い項目は消しておきたい。項目を左にスワイプしたり、項目を選択して「編集」をタップすると、削除ボタンが現れる。

◆「App内評価とレビュー」をオフに 色々なアプリを活用していると、アプリの評価を求められることがある。星を選択するだけなので手間はかからないのだが、頻繁に出てくると面倒。この画面、実はアプリ側が出しているのではなく、iOSが出しているのだ。

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