Microsoftは6月23日(米国時間)、Windows 10 バージョン 21H1のサポートページ「Windows 10 バージョン 21H1|Microsoft Docs」を更新し、同バージョンのロールアウトが新しいフェーズを開始したことをアナウンスした。同社は現在、これまでに行った機械学習トレーニングを用いて、サービスの終了に近づいているWindows 10のバージョンに対してバージョン21H1への自動更新の対象を拡大しているという。

2021年5月にリリースされたWindows 10 バージョン 21H1は現在、Windows 10 バージョン 20H2およびWindows 10 バージョン 2004を実行しているデバイスに対して、Windows Update経由で手動で適用することができる。劇的な変化をもたらすような大きな新機能はバージョン 21H1に追加されていないが、Windows 10 バージョン 2004が半年後の12月14日にサポート終了を迎えることを考えると、重要な更新のひとつであることは間違いない。

そこでMicrosoftでは、サポート期限が終了に近づいているWindows 10に対して、バージョン 21H1への自動アップデートを実施するよう準備を進めている。その大きな特徴は、アップデートによって引き起こされる問題を排除するために、機械学習トレーニングによって自動アップデートの対象となるデバイスを選択している点で、現在は選択されるデバイスの数を増やしている段階にあるとのことだ。

Windows 10 バージョン 21H1には、適用後に5.1オーディオの再生時にノイズが混ざる問題やタスクバーの[ニュースと興味]のアイコンがぼやける問題など、複数の問題が報告されている。その一部はオプションの更新プログラム「KB5003690」によって解決されており、残りの問題も解決に向けた取り組みが進められている。

Microsoftは、最新の機能および最新のセキュリティ脅威からの高度な保護を利用できるようにするために、できるだけ早くバージョン 21H1に更新することを勧めている。