キヤノンの「EOS R7」と「EOS R10」は、EOS Rシステム初のAPS-Cモデル。フルサイズに対するAPS-Cサイズのイメージセンサーのメリットといえば、ボディや専用レンズがコンパクトにでき、価格も比較的手に入れやすいものとなることでしょう。また、同じ焦点距離のレンズの場合、フルサイズと比べ画角が狭くなるため、より強い望遠効果が得られやすいこともあります。反対にデメリットとしては、イメージセンサーの集光効率を考慮するとフルサイズほどの多画素化ができないこと、より広い画角を求めるにはAPS-C専用の広角レンズを必要とすることなどが挙げられます。ここでは、そのような特徴を持つEOS R7とEOS R10の実写レビューをお送りしたいと思います。