魚油や亜麻仁油に含まれるエイコサペンタエン酸(以下EPA)は、神経性疼痛を抑える働きを持つが、そのメカニズムは不明だった。岡山大学らの研究グループは、痛みの発生に関係する神経細胞からの伝達物質の放出をEPAが抑制し、結果として痛みを抑えることを明らかにした。この研究結果により、EPAによる副作用の少ない神経性疼痛治療薬や予防薬の開発に繋がっていくことが期待される。 続きを読む ≫