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お寺の経営、企業経営とは一線を画した戦略が必要 築地本願寺の場合

お寺の経営、企業経営とは一線を画した戦略が必要 築地本願寺の場合

築地本願寺(東京都中央区)は、安永雄玄宗務長(会社でいえば子会社社長だとご本人が注釈)が就任して以来、改革の真っただ中にあり、「カンブリア宮殿」などにも取り上げられ、注目を浴びている。築地本願寺のような400年の歴史を持つ名所(本堂の建物等は重要文化財)であっても毎年数億の赤字が続けばいつかは留保金を使い果たしてしまうという危機感のもと、企業経営では当たり前のマネジメントつまり顧客創造のためのマーケティング&イノベーションや財務諸表のための複式簿記をお寺の経営に導入し、2015年から「築地本願寺のサバイバル戦略」を策定して現在にいたるまで実行に移してこられている。