ファストファッション大手のシーイン(Shein)は、その規模の大きさと環境への影響に対する批判の高まりを受け、米国の顧客向けに再販プラットフォームを開設する。顧客が過去に購入した商品をほかのユーザーに販売できるアプリ内プラットフォーム「シーイン・エクスチェンジ(Shein Exchange)」は、10月17日にローンチした。シーインのサステナビリティ担当ディレクターであるケイトリン・ワトソン氏は、米モダンリテールに対し、シーインが繊維廃棄物に関心がないという誤解を解くとともに、ユーザーに循環型経済への参加を促すことが目的であると語った。「ファストファッションを嫌う人たちが、我々をこの運動に参加するという重要なことから遠ざけるようなことをさせるつもりはない」とワトソン氏は話した。「ファストファッションを嫌う人たちのせいで、我々がこの運動に参加できないのは納得がいかない。この運動に参加することで、多くのポジティブな影響が考えられる」。このプラットフォームは、米国のアプリの英語版とスペイン語版で開始され、来年にはほかの市場にも拡大する予定だ。批判にさらされてきたシーイン