「32年ぶりの円安水準」といわれている中、円安の影響で物価上昇率は高止まりする傾向にある。円安がもたらす生活への影響については、食品が今年に入ってから値上げ実施済みと値上げ予定を合わせると、累計で約2万品目、平均値上げ率が14%にのぼるといわれている(帝国データバンク調査)。日本の食料自給率はカロリーベースで約38%。現在の円安水準が続くと、外食も含め、さらに食費のコストがじわじわ高くなり、家計の負担が増えていくことになる。 続きを読む ≫