自然な会話文を作成できる対話型AI「ChatGPT」の能力は非常に高く、人間向けに作られた医師免許試験や、経営学修士課程の試験に合格できるレベルの実力を誇ります。人間と遜色ない自然な文章を書けてしまうがゆえに、教育現場での使用を禁止するべきという声もある一方で、禁止せずに正しく使えるよう教えるべきという声もあるなど、ChatGPTに関してはさまざまな意見があふれているのが実情です。教育の現場でChatGPTを使うことの意義を問う調査により、アメリカのスタンフォード大学の学生のうち、およそ17%が「課題または試験にChatGPTを使用している」と回答したことが分かりました。