家庭用品小売のベッド・バス&ビヨンド(Bed Bath & Beyond)は、長年にわたる純損失と消費者習慣の変化を受け、数カ月の憶測を経て、破産を申請した。同社は4月23日日曜日、ニュージャージー州の連邦破産裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請したと発表した。もし土壇場で買い手が見つからなければ、ベッド・バス&ビヨンドは清算され、破産手続き後に全360店舗は閉店することになる。現在、ベッド・バス&ビヨンドのウェブサイトのトップにあるバナーには、「Thank you to all of our loyal customers,(すべてのお客様に感謝します)」と書かれており、「私たちは、事業縮小を開始するという難しい決断を下しました」と続いている。そして、社長兼CEOのスー・ガブ氏は声明の中で、「我々の仲間、お客様、パートナー、そして私たちが奉仕する地域社会に深く感謝し、このプロセスを通じて奉仕することを固く決意し続ける。我々は、すべてのステークホルダーの利益のために価値を最大化するため、引き続き真摯に取り組んでいく」と述べている。ベッド・バス&ビヨンド社は、乳幼児用品商品のバイバイ・ベイビー(buybuy Baby)もチェーン展開しており、メインブランドよりも好調な業績を維持している。同社は、小売事業を売却できない限り、バイバイ・ベイビーの120店舗もすべて閉鎖すると述べている。郊外型SCの定番だった