Excelの機能の1つに「ピボットテーブル(Pivot table)」がある。これは、表形式のデータを変形して理解しやすくする手法の1つ。ピボットテーブルは、1991年に発売されたLotus Development社の表計算Improvに最初に搭載された。当時はピボットテーブルとは呼ばれておらず、のちに同様の機能を実現したアプリケーションBrio Technology社の「DataPivot」という製品や、その特許が他社にライセンスされたことなどから「Pivot」の名がついたようだ。Excelは、1994年のExcel Ver.5.0で「Pivot table」と呼ばれる機能を搭載した。