ジェネレーティブAIの今後、そしてあるべきかたちについて多くの企業が議論を重ね、有効な活用法を模索するなかで、(ティンクスの名で知られる)クリエイター、クリスティーナ・ナジャー氏はその論調に逆らい、「AIには一切関わりたくない」と言う。「AIは気に食わない。AIはおそらく人類を滅亡させる。目の前の云々よりも、そのほうが私にはずっと気になる。一部のクリエイターがもうAIを使っているのは、もちろん知っているが、私はまだ、創作過程のどの部分についても、過剰な自動化はしたくない」。ナジャー氏は3年にわたり、インフルエンサーとしてブランド構築に取り組んできた。そしていまや、自身のブランド「Rich Mom(リッチ・マム)」をマーチャンダイズ化し、米デジタルラジオのシリウスXMで人気のポッドキャスト番組を持ちながら、TikTokやインスタグラムをはじめ、自身のSNSアカウントで複数のブランド契約を結ぶに至っている。米DIGIDAYでは、そんな同氏にAIとの距離感を聞いた。読みやすさを考慮し、発言には多少編集を加えてある。