The Raspberry Pi Foundationは9月28日 (現地時間)、シングルボードコンピュータの新製品「Raspberry Pi 5」を発表した。2016年にRaspberry Pi 3 Model Bを発売してから、コミュニティで高まるパフォーマンスに対する要求に応えるべく、プラットフォームの抜本的な見直しを進めてきた。その成果であるRaspberry Pi 5は、Raspberry Pi 4に比べてCPUが2〜3倍高速になり、グラフィックス性能も大きく向上。さらにメモリとI/O帯域幅が約2倍に拡大している。また、Raspberry Pi独自開発のI/Oコントローラー「RP1」を搭載しており、I/Oのボトルネックを解消し、与えられたワークロードをより迅速かつ効率的に処理できるようになった。