加齢と共に記憶力が低下していくことは、ある程度仕方がないこととこれまで思われてきた。しかし、もしもその原因を明らかにし、防ぐことができたなら、超高齢化社会を迎えていく我々にとって朗報といえよう。立教大学らの研究グループは、メラトニンの代謝物であるAMKが、加齢による記憶低下を防ぐ可能性を明らかにし、その合成経路を解明した。今後、記憶障害の治療や予防に応用されていくことが期待できるだろう。 続きを読む ≫