DRAMのメモリセルに干渉し意図的に不具合を引き起こす「Rowhammer攻撃」が存在することは以前から知られており、DDR4メモリには対策として「TRR(Target Row Refresh)」という保護機能が導入されましたが、そのTRRさえも打ち破られる可能性が指摘されています。新たに、これまでRowhammer攻撃に対する脆弱(ぜいじゃく)性は低いと考えられてきたAMD ZenベースのCPUを搭載したデバイスで動作するメモリにも作用する亜種「ZenHammer」がセキュリティ研究者によって発見されました。