私たちは常に色眼鏡をかけながら、あらゆる物事を見ています。特に人と関わる時は、色眼鏡はさらに濃くなります。「この人はこういう人だ」「この人はこんな個性だ」「この人から以前こう言われたから今回もこう言われるだろう」などなど。過去のやりとり、出来事、それらが渾然一体となり、色眼鏡に反映されます。そうなると、自身の解釈によって形作られたキャラクターに過ぎなくなります。コミュニケーションが楽になれば良いのですが、大概は自身を疲れさせる方向に作用します。色眼鏡が自身を縛る。私たちはコミュニケーションに苦しみます。「レベル3」とは、そこから解放させてくれるやり方です。