プロジェクターが小さくなっている。かつて、家庭のプロジェクターといえばホームシアター用途が主流だった。しかし、大画面の映像表示装置は大型の液晶や有機ELのテレビに移行。映画館風に部屋を暗くして映画を楽しむ、という視聴スタイルは過去のものになりつつある。小さな筐体でそこそこ大きな画面が楽しめる、というプロジェクターの利点は、別の用途で注目され始めた。モバイルだ。持ち運べる、モバイルプロジェクターともいうべき小型の製品が伸びているのだ。全国の家電量販店やネットショップなど2300店の売り上げを集計するBCNランキングで明らかになった。