「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」などのクラフトビールを製造・販売しているヤッホーブルーイング。クラフトビール市場でトップシェアを誇り、19年連続増収を続けているが、2004年頃は店頭から商品が消え、創業以来の危機を迎えていた。しかし、そのとき企業を支え続けたのは「ファンの存在」だったという。企業の成長につながった施策や事業を切り口に、そこに秘めたマーケターの想いや思考を追っていくDIGIDAY[日本版]のインタビューシリーズ「look inside!―マーケターの思考をのぞく―」。今回は、ヤッホーブルーイングでファンとのコミュニケーション施策を設計してきた佐藤潤氏に、ファンに愛されるための仕掛けを聞いた。