![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/2/b2aa2_1223_91aa77c803a6c25c65bb656ac9977116.jpg)
OpenTypeなどのフォントには「合字」(Ligature。リガチャー)と呼ばれる機能がある。合字とは、並んだ複数の文字を1つの「グリフ(字体)」にまとめたものだ。よく見かけるのは、小文字fの後ろに来る、「i」、「f」、「l」などの組み合わせで、文字間隔を詰める、あるいは文字をつなげる形のものだ。こうした合字は、一般に文字の端に飾り(これをセリフという)のある可変幅(プロポーショナル。文字の間隔が一定でないもの)のフォントで行うのが基本である。合字の有無はデザイン的な判断が行われ、合字を入れるかどうかはフォントのデザイナー(開発者)次第である。