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パリ五輪でプロもミラーレス化、一般ユーザーは価格高騰についてこれるか【道越一郎のカットエッジ】

パリ五輪でプロもミラーレス化、一般ユーザーは価格高騰についてこれるか【道越一郎のカットエッジ】

パリ五輪が閉幕した。4年に1度の夏季五輪に際して、カメラ各社からプロ向けのフラグシップカメラが登場するのは恒例だ。今年は、キヤノンが「EOS R1」を発表。パリでは多くのテスト機が稼働した。ソニーとニコンは東京五輪に向け、2021年に先んじてフラグシップモデルを投入済み。ここにキヤノンのモデルが加わったことで、カメラ主要3社のフラグシップモデルが出そろった。いずれもミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)だ。レンズ交換型カメラ全体では、ミラーレスの販売台数構成比は95%以上。被写体が激しく動くスポーツ撮影では、一眼レフが有利と言われていたが、プロの世界でも、ついにミラーレスの時代に切り替わった。しかし、気になるのは価格の高騰だ。全国2400店舗の家電やカメラ量販店、ネットショップの実売を集計するBCNランキングで、ミラーレス市場の販売状況と価格の変動についてまとめた。