2020年1月のWindows 7サポート終了(Win 7 EOS)に伴い、19年はノートPCの買い替え需要が高まった。その後、新型コロナウイルスの猛威により、在宅勤務やオンライン授業が一気に普及。需要が高まり、Win 7 EOS後の反動減は軽微にとどまった。こうした動きによって、世界的にノートPCの需給バランスは崩れ、加えて工場のロックダウンなどにより半導体不足に陥った。21年7月以降のノートPC市場における需要動向と平均単価推移を家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で探っていく。また、マクロミルのアンケートを用い、利用者をもとにしたシリーズ別の構成比とシリーズ上位の世帯構成比を比較する。