
パナソニックホールディングス(パナソニックHD)は2月5日、楠見雄規 代表取締役 社長執行役員 グループCEOによる「グループ経営改革」をオンライン会見で発表した。テレビ事業を、成長を見通せない課題事業の一つに挙げて、抜本的な収益構造の変革に向けて、あらゆる可能性を視野に検討する。同時に「売却・撤退も含めて決定している事実はない」とも発表しており、改革の具体的な内容はこれから議論するようだ。あわせてパナソニックHDの傘下のパナソニック株式会社を発展的に解消し、分社を事業会社化して自主責任経営を加速させる。B2C事業とB2B事業が混在している現状を再編し、B2C事業は白物家電と黒物家電を含む事業会社「スマートライフ(仮称)」に集約する。