[東京 10日 ロイター] – 超長期金利の急上昇を招いた国債市場の需給悪化を食い止めようと、財務省が対策に乗り出すとの観測が浮上している。国債市場に思惑が広がり、10日の超長期金利も一時、大幅に低下した。ただ、対策が実現するかは不透明で仮に実現したとしても、参院選に向け与野党から減税や現金給付を訴える声が高まる中、財政拡張への懸念はくすぶる。超長期債の需給問題が解消するかは依然、不透明との指摘は根強い。 続きを読む ≫