新型コロナによる経済停滞のあおりを受け、倒産や廃業を選ばざるを得ない企業が少なくありません。帝国データバンクによると、2022年3月16日までに新型コロナ関連倒産は全国で3000件に到達したといいます。業種別に倒産件数をみたとき、意外に多いのが「建設・工事業」の倒産です。1位の飲食店(481件)に次ぐ2位(341件)で、大打撃を受けたと言われている「ホテル・旅館」(131件)などよりも多くなっています。なぜ建設・工事業の倒産件数が多くなるのか、建設・工事業のTSK株式会社(神奈川県川崎市)の代表取締役社長・齋藤篤史さんにうかがいました。