3月15日にAMDはCPUを7製品発表したが、このうちローエンドに属するRyzen 3 4100、それとRyzen 5 4500の評価キットが筆者の手元にも回ってきた。発表時の推奨小売価格は$99/$129という完全にバリューモデルの製品であり、しかも4000番台で判るようにZen 3ベースのVermeerではなくZen 2ベースのRenoirである。ある意味Ryzen 4000Gシリーズの在庫処分とも言えなくもないのだが、その分入手性は悪くないと思われる。なんで「思われる」なのかというと、全世界で供給が遅延しているのだそうで、日本はもとより米国ですらまだ実際に入手可能になっていないからだ。まぁ今回は低価格でマシンを組みたいというユーザー向けのPreviewとして頂ければと思う。