ESETの研究者はこのほど、「Amazon‑themed campaigns of Lazarus in the Netherlands and Belgium|WeLiveSecurity」において、悪名高い持続的標的型攻撃(APT: Advanced Persistent Threat)グループである「Lazarus」が使用した悪意のあるツール一式を発見し、分析したと伝えた。このキャンペーンではAmazonに関わる悪意のある文書を含んだスピアフィッシングメールが使われ、オランダの航空宇宙企業の従業員およびベルギーの政治ジャーナリストが標的となったことが判明している。また、主な目的はデータの窃取とみられている。