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メディアエージェンシーで進む AI 利用、人間が嫌がる仕事を担当:バーチャルインターン、ブランドセーフティ監視ボットなど

メディアエージェンシーで進む AI 利用、人間が嫌がる仕事を担当:バーチャルインターン、ブランドセーフティ監視ボットなど

人工知能(AI)はまだメディアエージェンシーの仕事を引き継いでいないかもしれないが、その技術の一部は、すでにあなたの隣でともに働いている。機械学習ツールは、業界のデータ/リサーチ部門で働く多くの人々の時間や頭脳労働を節約してきたが、AI技術はつい最近、メディアのなかのコンテンツやクリエイティブな側面にも本格的に進出してきた。一部のエージェンシーやデジタルスタジオは、ソーシャルメディアやブランド向けにバーチャルインフルエンサーを構築し、若いオーディエンスはこうした架空のキャラクターと強いつながりを築いていると主張する。米DIGIDAYでは以前、クリエイティブやセグメンテーションプロセスの自動化から時間と費用の節約につながる退屈なタスクの削減まで、クライアントのためにAIを使用してイノベーションを起こし、ブランドの安全性に関する問題を検出するため機械を訓練するエージェンシーを紹介している。クリエイティブな作業の流れは、エージェンシーがAIの機能性をテストする人気の分野であり、なかにはチームがコンテンツやアートを数秒で生成できるようにするものもある。エージェンシーにとって目下のより大きな問題は、実は人間がやりたがらない仕事を生成型AIが適切に引き受けるのか、ということかもしれない。そして、暫定的かつ初期段階の答えは「イエス」のようだ。ジェネレーティブアートは労働者の時間を節約してくれる