ITちゃんねる

仕事に役立つIT関連の最新ニュース

窓辺の小石 第100回 863の謎

窓辺の小石 第100回 863の謎

米国では、日本と異なるヤード・ポンド法を単位としているため、ときどき、インチやポンドといった単位を相手にしなければ、ならないことがある。また、旅行などで米国に行くと、イヤでも、ヤード・ポンド法の単位を耳にする。メートル法になじんだ日本人にとって、ヤード・ポンド法の単位ではおおまかな量さえわからない。それは、米国人も同じで、かつて空港で荷物が重すぎるので減らせとポンドで言われたとき、1ポンドは何キログラムなのかを聞いたら、もう行っていいと言われたことがある。ちなみに1ポンドは0.453 592 37 キログラムなので、だいたい450グラムである。米国のPCカタログでラップトップの重量が2ポンド(2 lb)を切っていたら超軽量である(見たことはないが)。コンピュータやエレクトロニクス関連では、米国が先進国なので磁気や光学メディア、ネジのサイズなどヤード・ポンド法の単位が比較的よく使われる。ヤード・ポンド法は米国と英国では異なるが、基本的には米国の単位のみで十分である。