海外のアクティビスト(モノ言う株主)と創業家側で、経営権を巡る争いが続いているエレベーター大手「フジテック」。創業家出身で3月に会長職を解かれた内山高一氏が6月2日、東京都内で記者会見を開き、海外企業の買収によって情報流出などのリスクが高まると指摘した。内山氏側は今月下旬の株主総会に向け、独自の社外取締役選任などを求める株主提案をしており「経営を正常化させたい」と意欲を見せた。 続きを読む ≫