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放送事業者が今行うべきこと【道越一郎のカットエッジ】

放送事業者が今行うべきこと【道越一郎のカットエッジ】

「新4K8K衛星放送」がスタートして、この12月1日でちょうど5周年。普及を推進する放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は11月29日、12月から展開する「スゴイぞ、4K・8K」キャンペーン概要の発表会を開いた。特別ゲストとして登場したのは、昭和の香り高き、演歌歌手の藤あや子さんとマジシャンのMr.マリックさん。今回のキャンペーン、ターゲットはやはり高齢者層なのだろう。発表会では、キャンペーン期間中に各局が放送する4K・8Kの番組紹介に多くの時間を割いた。確かに現状の4K・8K放送は、過去のコンテンツの再放送が悪目立ちしていて、高精細映像が生かされた番組が少ない。発表会で4K・8Kの新キャラクター「ヨンハチさん」もお披露目されたが、紹介動画の冒頭で「4K8K放送ってあんま刺さってないんだって?」と自虐的なコメントからスタートするほどだ。