Seagate Technology(以下、Seagate)は、ハードディスクドライブの高密度化を実現するHAMR(ハマー、熱アシスト磁気記録)によって、新たな世界を切り拓こうとしている。すでに、ディスクあたり3TB以上の技術を発表。サンプル出荷を開始しており、2024年上期には100万ユニットの出荷を計画している。いよいよHAMRによるハードディスクドライブの時代が訪れることになる。「HAMRは、ハードディスクドライブの産業において、最も有意義な技術進歩になると受け止めている」と語る、Seagate TechnologyのB.S Teh(ビーエス・テ)上級副社長兼最高商務責任者(Chief commercial officer)に、HAMRがもたらすインパクトと、Seagateの高密度化に向けた戦略について聞いた。