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窓辺の小石 第165回 ヴァルカンのグラフィックキャラクタ

窓辺の小石 第165回 ヴァルカンのグラフィックキャラクタ

1970年台に発売されていた8 bit CPUを搭載したコンピュータは、国内では「マイコン」、米国では「ホームコンピュータ」などと呼ばれていた。これらは画面がコード指定で文字を表示させるキャラクタディスプレイを装備するものがほとんどだった。というのも8 bit プロセッサは、それほど性能が高くないため、文字をビットマップで表示するとスクロールなどが遅くなってしまうためだ。このときに使われる文字には、アプリケーションやゲームに利用できるように作られた「グラフィックキャラクタ」と呼ばれる文字があった。